入試・カリキュラム
本グループで、最先端のメタボロミクスを用いた研究を希望する方は、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 先端生命科学(BI)プログラムに所属します。入試の詳細は以下の慶應義塾大学の公式ページをご参照ください。
修士課程: https://www.sfc.keio.ac.jp/gsmg/admissions/
博士課程: https://www.sfc.keio.ac.jp/gsmg/admissions/doctor/
本プログラムは、平成13年度にバイオインフォマティクスプログラムとして発足し、平成19年度より、先端生命科学プログラムと名称を改めました。湘南藤沢キャンパス(バイオインフォマティクス)と鶴岡タウンキャンパス・先端生命科学研究所(システム生物学)双方の豊富な研究資源を利用して単位を取得することができる世界でも希少な大学院プログラムです。湘南藤沢キャンパスでは最先端のネットワーク環境の中で「バイオシミュレーション」や「ゲノム解析プログラミング」などコンピュータ実習科目が、また鶴岡キャンパスでは、「ゲノム工学実習」「メタボローム解析実習」「プロテオーム解析実習」「代謝システム工学実習」など、最新鋭のCE/MS、DNAシークエンサーやバイオリアクターを用いた実験実習が用意されています。
関連プロジェクト:先端生命科学(BI) 先端生命科学の分野(学部)
研究環境
ラボは、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市・鶴岡タウンキャンパス内)にあり、修了に必要な単位を鶴岡キャンパスで取得できます。また、プログラミングが苦手な学生は、湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)のコンピュータ実習科目を受講することも可能であり、生物系学部出身者の学生はコンピュータ実習科目を、情報系学部出身者の学生は実験実習をと、自分の能力や研究内容に合わせ、主体的にカリキュラムを構成できます。
修了に必要な単位を除けば、研究プロジェクト中心であり、国際学術誌投稿に値する成果を目指します。修士や学部学生であっても成果が上がれば、国際誌に筆頭著者で掲載されることもしばしばです。
本グループは、CE-TOFMSを中心とする、世界最大規模のメタボローム解析設備を持ち、豊富なノウハウをもとに、メタボローム分析技術開発、およびそれを応用したバイオマーカー探索(急性肝炎・がんなど)、代謝モデリング・シミュレーション(赤血球・大腸菌など)、微生物の代謝最適化(バイオプラスチック生成菌)をはじめとした、世界をリードする研究を行っています。
研究業績:Publications